いくつかの選択が可能なペットのお墓
ペットのお墓において、いくつかの選択肢があることをご存知でしょうか。今回、そんなペットのお墓の選択肢についてご紹介させて頂きます。良かったら、参考にしてください。
自宅の庭にペットのお墓をつくる選択肢
自宅に庭がある場合、そこにペットのお墓をつくる選択肢があります。一般的なつくり方としては、まず、庭の中でも人が歩かないような場所を選びます。方角としては、東向きか南向きがおすすめです。そうして場所を確保することができれば、ペットを埋葬できる深さの穴を掘り、そこに埋葬します。その後、土で埋める際は、平らにするのではなく少し山になるように盛る感じで埋め戻します。そうすることで、雨で土が馴染んだ際、低くなってしまうこともなく、お墓を維持することが可能です。あとは、お好みで墓石代わりのものを準備します。線香立てや花瓶などを準備することで、より一層、お墓らしく完成させることが可能です。自分と一緒にお墓に入るという選択肢
先祖代々のお墓がある際、ペットも家族の一員ということで、同じお墓に埋葬してあげたいという飼い主が増えてきています。しかし、一般的なお墓の場合、いくら、自分のお墓だと言ってもペットの遺骨を入れることを快く思っていないところも少なくありません。そのため、ペットと一緒のお墓に安心して入りたいと思うのなら、ペット可能な霊園を利用することをおすすめします。比較的、新しい霊園の場合、ペットと一緒のお墓を認めてるところがあり、そういった霊園に確認し利用することで安心してペットと一緒に眠ることが可能となります。
樹木葬もペットのお墓にはおすすめです！
ここ数年、人気になっている樹木葬。その中には、ペットも一緒に入ることができる樹木葬も多くなっています。自然に帰ることが主な目的となる樹木葬ということで、人間も動物も分け隔てなく一緒に眠ることが可能となっています。ただし、どこの樹木葬でもペット可になっているわけではありません。そのため、必ず事前に確認する必要があります。永代供養という選択肢のペットのお墓
人間自体も遺族に迷惑をかけたくない。また、墓守をする人がいないということで、お墓を持たず、永代供養を望む人が多くなっています。そのため、ペットのお墓においても、自分と一緒に永代供養を希望することも可能です。家族単位で申し込みが可能な永代供養の場合、ペットも可になっているところが多く、人間同様にペットの名前も彫刻してもらうことが可能になっています。また、飼い主よりも先にペットが亡くなった場合でも同じ場所にペットのみ埋葬することができ、その後、自分自身も同じ永代供養を受けることが可能になっています。ペットをお墓に埋葬する際には火葬を
ペットをお墓に埋葬するためには、まず、火葬を行う必要があります。主に「立会個別火葬」「一任個別火葬」「合同火葬」の3つがあり、この3つから選択します。「立会個別火葬」とは、個別で火葬するものとなり、家族が見守る中、大切なペットを火葬することが可能です。もちろん、骨上げも家族の手で行うことが可能です。
「一任個別火葬」とは、ペット霊園のスタッフに火葬を一任する方法となります。とはいっても、個別での火葬となるため、ほかのペットと骨が混ざってしまう心配はありません。
「合同火葬」とは、ほかのペットと一緒に火葬する方法となります。もっとも安価に火葬することができる一方、ほかのペットの骨と混ざってしまい、個別にペットのお墓を考えている人は利用することが難しくなります。「合同火葬」のほとんどは、火葬後、合同墓地に埋葬されます。